公道からすぐに入庫できとても楽に水が汲めます。他の湧き水でずいぶん苦労された方も多いようであまりに使いやすい設備に驚かれるようです。 飲料を前提に清潔・衛生を重視しました。殺菌効果が高い太陽光がじゅうぶんに回るよう設備されています。また、アンビウォーターの水質検査による成分表をご希望の方は下記リンクよりご閲覧下さい。 水量は豊富で最大180L/分の能力が有るようです。撮影時は気温がマイナス10度の為、温泉のように湯気がたっています。 「しばれる日」でも水が汲めるように下に見えるグレーの配管に無数の放水穴が開けてあります。降雪に合わせて放水しますので水温(摂氏13-14度)で融雪します。地球環境にやさしいエコ融雪システムです。施工:株式会社 ビルド カヤマ (札幌市西区) アンビ ウォーター のロゴは母親が我が子を愛おしむ母系イメージです。親が子に与える食や水の安全性に特に配慮するようにこの水のみ場を安心してお使いいただけるよう気を付けて管理していきますというメッセージをこ込めさせていただいています。 写真のようにすっぽりと人が屋根下に入れますので天候に左右されずにご利用いただけます。放水口が4箇所有り一度に4人様が同時に水を汲めるようになっています。

AmbiWater

支笏湖 北海道は開拓の時代から水とは深い関わりがあります。
北海道に名水が多く存在するのは豊かな自然や雪解け水の恩恵を受けているからです。

島松の水、アンビウォーターは天然水です。
とても深い地下90メートルから複雑な地層を通り、湧き出た支笏湖系の水が常時流れ出ています。

1971年(昭和46年)。 きっかけは地主(イラスト右)が営農していた現在のアンビウォーターの湧き出す位置で休憩してるところに、 たまたま道を聞く為に通りかかった 地下水脈のプロである黒澤氏(イラスト左)が 「ここなら良い水が出るから井戸を掘ると良いですよ」と提案したことが始まりでした。

アンビウォーターの始まり 黒澤氏は、北海道開発庁の仕事で群馬県から北海道へ渡りました。 昭和35年〜45年のダム開発の黄金期に、留萌ダム、定山渓ダム、忠別ダム、美利河ダム、 など有名なダムの建設に携わり湧水の水脈などを調べる井戸の仕事もされたりと幅広く活躍されていた方です。
持ち前の経験やインスピレーションで見事アンビウォーターを発見して頂きました。

忠別ダム
名前の由来
1887年"Boys be ambitious"(=青年よ大志を抱け)の去辞を
北広島市島松の地にて残されたクラーク博士を命名のご縁とし、
「AmbiWater」としました。
クラーク博士は、1826年7月31日 アメリカのマサチューセッツ州に誕生。
1876年札幌農大学(=現在の国立北海道大学)の初代教頭として着任されました。
当時のマサチューセッツ農科大学の学長で、その休暇を利用しての来日であったため、
8ヶ月という短い期間ではありましたが 彼の残した功績と言葉は現在もなお多くの日本人に知られています。
「Ambi-Water」「アンビウォーター」「島松の水」とも呼ばれています。

クラーク像